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“今を生きる”ことがテーマ [那須慶一]

「将来の夢ですか? あまり遠い未来のことは考えないですね。目前に迫ったライブで、どんな曲を歌うかとか、そういうことを考えていることのほうが多いです」。





ステージのあとには、出来がよくて有頂天になることもあるし“踊りとずれた”“歌詞が飛んだ”など落ち込むこともある。そういう過去にもあまり目を向けないで、“今日”を考えていることが多いという。


「今に目を向けられるということは、自分の未来も信じられるということだと思うんです。今が積み重なっていって、振り返ったときにあったものが“将来の夢”なんじゃないかと。未来が不安だと、今も不安で、意外と何も手につかなかったりするでしょ?」





那須さんは映画が好きだという。
“媒体やテクニックは違っても、何かを伝えたいという気持ちは同じだから”だそう。


「同じ映画のなかにも、サイレント映画や、とんがった映画、大衆映画、B級映画とたくさんの種類がありますよね。表現するには、いろいろなところにアンテナを張り巡らしておいたほうがいい。つまり、どれだけ表現の引き出しがあるかということだと思うんです。自分も表現する立場だから、何を伝えていきたいかを明確にしなきゃいけない。だから、表現されたものから勉強することは多いです。映画だけでなく、絵画も、文学も、詩も積極的に触れるようにしています」。

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2006-08-28 19:00  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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歌うときはフラメンコのリズムに陶酔 [那須慶一]

那須さんがカンテ(フラメンコの歌)のプロとしてデビューしたのは30歳のとき。


「先生についてからは、いずれプロになるつもりではいたのだけど、性急に、というのはありませんでしたね。プロになるにも、人によってタイプが異なると思うんです。例えば、本番の舞台を重ねながら練習する人と、練習を積み重ねてから本番の舞台に挑むタイプと。僕は、引っ込み思案というか、“いきなり本番の波が来たらつぶれちゃうだろうな”と思って、テクニカ(テクニック)を勉強しました。それから、少しずつフラメンコの伴唱やライブの仕事を入れていったんです」





フラメンコは地声で歌うため、ものすごく声が大きい。家で練習するというのは当然無理だ。
カラオケで練習することもあるそうだが、カラオケ程度の防音装置では、声が突き抜けてしまう。練習も小さな声でしかできないという。
それゆえに、本領が発揮されるのはやはり本番だ。


「本番といってもいろんな形がありますから、歌い方も変わってきます。カンテのライブのときは、自分が主役なので自分の表現をしますが、伴唱は踊り手の人が踊っていて盛り上がるように歌うことが大切ですし」

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2006-08-22 20:33  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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フラメンコの中心は実は「カンテ(歌)」だった [那須慶一]

情熱の国、スペイン——。
つま先とかかとで踏み鳴らす激しい音。
届かない何かをつかむようにのばされる手、
片手ではスカートの裾をひるがえし、情感あふれる踊りで観客を魅了するフラメンコは、スペイン南部のアンダルシア地方の観光には不可欠といえよう。
そのフラメンコになくてはならないのが「カンテ」(歌)と「トケ」(ギター)だ。





「フラメンコというと、バイレ(踊り)のことだと思っている人が多いのですが、本当はカンテ(歌)のことなんです」
というのは、プロのカンテ、那須慶一さん。


■「バイレ(踊り)」



さて、ちょっとだけ歴史の勉強を。
15世紀半ばから「ヒターノ(いわゆるジプシー。ジプシーは差別用語なので現在は使われない)」は、スペインに入ってきて、17世紀ごろスペイン南部のアンダルシアに定住し始める。
ヒターノたちは、スペイン民謡の影響を受けながら歌い始めた。
これがフラメンコの原型である。ヒターノに言わせれば、フラメンコとは「カンテ」なのである。

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2006-08-17 21:57  nice!(1)  コメント(5)  トラックバック(1) 
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