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八谷和彦 ブログトップ
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未来の道具・その2 ポストペット [八谷和彦]

■ [八谷和彦]  過去記事
http://blog.so-net.ne.jp/dir_man/2006-05-22
http://blog.so-net.ne.jp/dir_man/2006-05-24


タイトルをみて「もう既にあるものを“未来の道具”というのも変な話だろう」と思った方々、すみません。そのとおりです。
でも、1995年、八谷さんがポストペットを開発した時代にタイムマシンで戻ってみてください。その頃は、パソコン通信全盛で、E-mailは出始めたばかり。インターネットの世界はまだ開拓時代でしたよね?





「当時は、いいメールソフトがまったくなく、ぼくにとってE-mailは茶封筒のような事務的なイメージだったんです。男の人が仕事で使うだけ、というような。設定も難しかったし、使いもしない余計な機能がいっぱいついていたし。それなら手書きの手紙のほうがいい。封筒の絵柄や、そこに書いた文字で、例えばラブレターだ、とかすぐわかる。表情がありますよね」


八谷さんは、愛犬のテンにじゃれ付かれながらも、さらに話を続けた。


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2006-05-26 16:16  nice!(6)  コメント(3)  トラックバック(0) 
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未来の道具・その1 視聴覚交換マシン [八谷和彦]

■ [八谷和彦]  過去記事
http://blog.so-net.ne.jp/dir_man/2006-05-22



八谷さんは、大学でデザインを学び、卒業後、CIコンサルティングの会社に就職した。


すみません……。CIコンサルティングってどんな仕事なんですか?


「CIは、Corporate Identityの略ですね。当時はまだバブルの時代だったので、会社が企業イメージやブランドイメージを高めるためにロゴを変えたり、社屋を変えたりするのが流行っていたんですよ。そういうイメージアップの戦略をコンサルティングする仕事です」
その仕事のなかで、八谷さんはプランナーとして商品開発に携わってきた。





「だけど、そのころ、現代美術がすごくおもしろく感じるようになってきて、アーティストとしても自分の作品を作り始めるようになって。
その頃つくったもののひとつに、視聴覚交換マシンとかがありますね」


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2006-05-24 21:39  nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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PetWORKs訪問 [八谷和彦]

今回の取材は、メールソフト「PostPet」の開発者だ、と編集者から聞いていた。
ポストペットとは、あのピンクのテディベアのモモや、その仲間がメールを運んできてくれるというソフトだ(と今更説明するまでもないだろが……)。


「やっぱり、ポストペットで儲かったから、いいところにオフィスもあるんだな~」
おしゃれなショップが並ぶ若者の街、代官山をタクシーは進んでいく――。
……が、おしゃれスポットは通り過ぎて、行き着いたのは、エレベーターのついていないローテクなビルだった。






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2006-05-22 14:18  nice!(6)  コメント(3)  トラックバック(0) 
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