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目標は、父・深作欣二~深作健太が目指す監督像とは?~ [深作健太]

近年、若い監督は増えてきている、と健太監督は言う。


「ある世代、例えばうちの父だったり、もっと上の方だと、黒澤明さんだったり、今も現役ですけど、市川崑さんだったり。巨匠の時代というものがあって。
だからどうもね、映画監督っていうと、怪しい帽子かぶって、サングラスして、というイメージがあったと思うんですけども(笑)。そういう人たちがね、お年になったりして、ある世代交代があって」。


ミュージックビデオやPVから、あるいは俳優さんが、CGゲーム作っている方がなど、異業種監督も増えてきている。




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2006-10-13 12:44  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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“あやや”こと松浦亜弥さんの決め台詞に注目~『スケバン刑事』のみどころ<後編>~ [深作健太]

ご自身も、テレビ放映時代、『スケバン刑事』をご覧になっていたという健太監督。
ただ、当時と今回のいちばんの違いは、松浦亜弥さんがデビュー6年目ということにある。
実は、斉藤由貴さんも南野陽子さんも、浅香唯さんもデビュー作で麻宮サキを演じてきた。
あややにはアイドルとして、しっかりとしたカラーがある。


「それを承知のうえで、こっちは今まで誰も見たことのないあややが撮りたかった。だから“もっと凶暴に、もっと激しくもっと激しく”とリクエストする。そのリクエストに応じて、既にある自分のカラーをドンドン破って麻宮サキを一緒に作ってくれたことが、映画を撮っていても楽しかったですね」。





「『バトル・ロワイアル』のときは、本読みから、アクションから、半年以上かけてみんなで作っていったわけです。
でも、あややは忙しくて、そんな時間がなかった。それが、現場に来ると衣装を着て、メイクをして、カメラの前に立つと、皆さんの知っている笑顔のあややではなく、きりっとした目の麻宮サキがいるんですよね。それっていうのはあたりまえのことのようだけれど、なかなかできることじゃない。しっかりプロの女優さんだと思いました」。

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2006-10-11 18:27  nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(3) 
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『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』公開!~『スケバン刑事』のみどころ<前編>~ [深作健太]

まだ観ていない諸兄もいらっしゃるかもしれないが、
9月30日『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』公開されたということで、
前回の“なぜアメリカ帰りでスケバン言葉を使うのか”の種明かしをしよう。
実は、あややは、初代スケバン刑事である斉藤由貴さんの娘という役どころなのである。
アメリカにお母さんと一緒にいき、そのためにお母さんの言葉使いがうつってしまったという設定だ。
実際に、斉藤由貴さんも映画に登場している。役柄は異なれど、19年ぶりの『スケバン刑事』出演である。





「スケバン刑事の娘であるという設定を生かしたかった。仲間と一緒に戦うんじゃなくて、たった一人で孤独に戦った、斉藤由貴さんの初代のイメージでいきたいというのはプロデューサーの希望でもあり、僕もまったく同感でした。だから元々あるものに敬意を払って撮りたいな、という思いがありまして」。

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2006-10-10 13:17  nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(2) 
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『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』ができるまで~映画監督の仕事を追う~ [深作健太]

撮影現場に入ってしまえば、“用意、スタート”と、“OK、NG”のジャッジをするだけが映画監督の仕事といったが、では映画監督の仕事は一体どこにあるんだ?





「そうですな。例えば、『スケバン刑事』に関して言いますと、松浦亜弥さんでやるらしいと酒を飲みながら話題が出て“面白そうだな”とか、単純に“やりたいな”とか言っていたんですね。そうしたら“深作健太で”とご指名をいただいて、松浦さんでやる、ということになったわけですわ。依頼が来て、そっから自分はもうイメージをしだすわけですよね。で、 “『ケータイ刑事』もありますしね”、生意気にも、“単なるアイドル映画にしたくありませんね”とか、いうわけです」。

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2006-09-29 11:31  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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現場では、“用意スタート”“OK”“NG”を出すのみ~映画監督の快感と苦悩~ [深作健太]

自分で“用意、スタート”というようになって、“なぜオヤジがあんなに楽しそうだったかわかるようになった”と深作健太監督は言う。


「監督っていうのは、撮影現場に入ってしまえば、現場の50人以上のスタッフの空気を全部一身に背負って、“用意、スタート”と吐き出して、撮ったものに対してOKかNGをだす仕事です。
撮影部さんだったからカメラ回す、録音部さんだったら音を撮る、照明部さんだったら光を当てる、俳優さんだったら、セリフを覚えてきて、体動かして演じる、と、それぞれみんな、技を持ってやっているわけですけど、監督っていうのは基本的には、現場入ってしまったら、必要な技はほとんどないと思うんですよ」。


だが、“用意、スタート”は、凛と張り詰めた空気から、一気にすべてのスタッフに鼓動を与える一言。
その言葉を発するときの快感は、何にも代えがたいものだという。





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2006-09-27 13:30  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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深作欣二―オヤジ―の笑顔を見て映画監督に憧れた~映画監督を目指した理由~ [深作健太]

このコーナーで、いつかは映画監督の取材をしたい、したい、と思ってはいた。
しかし、それが、こんなに早く実現するとは。
それも、東映の若きエースで、あやや主演の『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』の監督、しかも、あの巨匠、深作欣二監督の息子さんの深作健太監督である。
それはもう、びびりますよ。前日一睡もできず。



「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」9月30日より全国ロードショー
(c)2006「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」製作委員会
http://www.sukeban.jp/


9月30日(土)に『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』の公開を控え、監督は取材はぎっしり。
前の取材が押していたが、待っている間も何も手につかず汗がじっとり。
「どんな会話からはじめればいいんだろう」と考えすぎて頭はぐったり。


バカな質問をしようものなら、取材はパーンと打ち切り、追い出されるんじゃないかとビクビクしながら応接室のドアを開けた。

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2006-09-25 21:45  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(1) 
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